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NO.084
「趣味は自宅で」が当たり前の時代。楽しむための住まいの工夫とは?
調査によると、趣味を楽しむ場所として
「自宅のみ」「自宅と他の場所」を選んだ人は全体の約8割を占めています。
その理由として多く挙げられているのが、
- 移動時間がかからない
- 自分のペースで楽しめる
- 周囲を気にせずリラックスできる
といった点です。
動画配信サービスや音楽配信、電子書籍などが普及し、
わざわざ外に出なくても高品質な娯楽を楽しめる
環境が整ったことも大きな要因でしょう。
趣味の内容も、映画・ドラマ鑑賞、音楽、読書、
ゲームなど、室内で完結するものが中心となっています。
自宅の中で趣味を楽しむ場所として最も多いのは、
やはりリビング・ダイニングです。
家族と一緒に過ごしながら映画を観たり、
音楽を流したりできるのは、リビングならではの良さですね。
一方で、注目したいのが「寝室」を趣味の場所として活用している人が一定数いるという点です。
ベッドに横になりながら動画を観たり、本を読んだり、音楽を聴いたり。
「専用の趣味部屋までは作れないけれど、自分だけの時間は確保したい」
そんな思いから、寝室を“半分プライベートな趣味空間”
として使っているケースが増えているようです。
これから家づくりを考える際、「趣味部屋」を一室まるごと確保するのは難しい、
という方も多いと思います。
ですが、大切なのは“一部でも趣味を楽しめる場所をつくる”という発想です。
例えば、
- 寝室の一角にカウンターを設けて読書やPC作業ができるスペースをつくる
- リビングの一部を趣味コーナーとしてゾーニングする
- 階段下や廊下の一角を活用して小さな書斎スペースを設ける
こうした工夫で、無理なく趣味の居場所をつくることができます。
趣味の時間を快適にするためには、間取りだけでなく「環境」も重要です。
映画や音楽を楽しむなら、防音性や音漏れ対策もポイントです。
完全な防音室でなくても、寝室の位置を道路側から離す、
収納を挟んで配置するなど、間取りの工夫で音の影響を抑えることができます。
読書や作業をするなら、手元を照らす
照明があるだけで快適さは大きく変わります。
天井照明だけでなく、間接照明やスタンドライトを
組み合わせることで、落ち着いた趣味空間を演出できます。
長時間同じ場所で過ごす趣味では、寒さ・暑さがストレスになります。
断熱性能を高めることや、エアコンの効きやすい
配置を考えることは、趣味時間の質にも直結します。
調査では、趣味のために「収納を工夫している」という人が多い一方で、
「特に何もしていない」という人も少なくありませんでした。
実は、趣味が長続きするかどうかは、収納計画が大きく関係しています。
- 道具を出しっぱなしにできる収納
- すぐ手に取れる位置にある棚
- 見せる収納と隠す収納の使い分け
これらを意識することで、「片付けが面倒でやらなくなる」
という事態を防ぐことができます。
自宅は趣味の場所であると同時に、家族みんなの生活の場でもあります。
だからこそ、趣味を楽しむ空間づくりでは、家族への配慮も欠かせません。
- 音が出る趣味は場所や時間帯を工夫する
- 共有スペースと個人スペースを明確に分ける
- 家族の動線を邪魔しない配置にする
こうした配慮があることで、趣味の時間も、家族との時間も、
どちらも大切にできる住まいになります。
これからの家づくりでは、「何LDK」という考え方だけでなく、
「どこで、どんな時間を過ごしたいか」
を具体的にイメージすることがとても重要になってきています。
趣味を楽しむ時間は、日々の暮らしを豊かにしてくれる大切なひとときです。
ぜひ家づくりの際には、
ご自身やご家族の“好きな時間”にも目を向けてみてください。
CASA MAGAZINE
幸せで楽しい日常を求める人のための
暮らしと家づくりマガジン
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