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#家づくりの基礎知識
寝室の暑さ対策 -電気代を抑えて朝まで熟睡!快適な夜を過ごす住まいの工夫-
7月半ばを過ぎ、いよいよ夏本番の暑さがやってきました。
今年は例年にも増して気温が高く、「猛暑」や「熱中症警戒アラート」といった言葉も連日耳にします。昼夜を問わず厳しい暑さが続き、寝苦しい夜をお過ごしの方も多いことでしょう。
かつての日本では、すだれや打ち水、風鈴といった工夫で夏を乗り切っていました。しかし近年の夏は暑さの質が変わり、昼間だけでなく夜も気温が下がらないため、エアコンなしでの睡眠は困難になっています。
「家の中で寝室が一番暑い」という声も多く、寝苦しさによる睡眠不足は、日中の集中力低下や健康被害を招きます。とはいえ、エアコンの使用による電気代の高騰も気になるところです。
そこで今回は、「夏の寝室が暑くなる理由」と、「電気代を抑えながら快適に眠るための住まいの工夫」について、具体的にご紹介します。
住宅設備メーカーなどが実施した調査によると、夏場に自宅の暑さをストレスと感じている人は約8割にも上るそうです。その原因として最も多かったのが、「電気代が高い」「エアコンを使う時間が長い」「部屋そのものが暑い」という回答でした。
さらに、「家の中で最も暑い場所」として最も多く挙げられたのが「寝室」です。
寝室は昼間の熱を壁や屋根が蓄えやすく、特に2階にある場合は屋根からの熱の影響も受けやすくなります。日中に暖められた屋根や外壁から熱が伝わり、夜になっても室温がなかなか下がらないため、「エアコンを止めるとすぐ暑くなる」という状態になってしまうのです。では、少しでも快適に眠るためには、どのような工夫ができるのでしょうか。
夏の暑さの多くは窓から入ってきます。特に西日が当たる窓は夕方まで熱を取り込み続けるため、寝室の温度が下がりにくくなります。
対策として、遮熱カーテンや遮熱レースカーテンを利用したり、外付けシェードやすだれを設置したりすることで、室内に入る熱を大幅に抑えることができます。最も効果が高いのは、窓の外側で日差しを遮ることです。室内のカーテンだけよりも高い日射遮蔽効果が期待できます。
「電気代がもったいないから」とエアコンを切ってしまう方も多いようですが、暑さを我慢すると熱中症のリスクが高まります。最近のエアコンは、室温を一定に保つ運転のほうが効率よく動くことも多く、何度もオン・オフを繰り返すより省エネになる場合もあります。タイマーではなく、おやすみ運転や自動運転を上手に活用するのもおすすめです。
また、冷たい空気は床付近にたまりやすいため、サーキュレーターや扇風機で空気を循環させるだけでも体感温度は大きく変わります。エアコンの設定温度を1℃上げても快適に感じられることがあり、省エネ・電気代節約にもつながります。
家づくりという視点で考えると、一番効果が大きいのは住まいそのものの断熱性能です。断熱というと冬の寒さ対策というイメージがありますが、実は夏にも大きな効果があります。
外の熱が室内へ伝わりにくくなるため、昼間の暑さを抑え、夜になっても室温が上がりにくくなります。また、高性能な窓や断熱材を採用することで、エアコンの効率も向上し、電気代の節約にもつながります。これから新築の家づくりをお考えの方は、デザインや間取りだけでなく、「夏を快適に過ごせる家かどうか」という視点もぜひ取り入れてみてください。
今お住まいの住宅でも、以下のようなリフォームを行うことで、夏の暑さを大幅に軽減できるケースがあります。
- 内窓(二重窓)の設置
- 高性能な窓ガラスへの交換
- 遮熱フィルムの貼り付け
- 天井や壁の断熱リフォーム
最近は国の省エネ補助金制度を活用できる場合もありますので、リフォームをご検討の方はお気軽にご相談ください。
また、それと合わせて毎日の生活習慣における小さな工夫も大切です。
- 寝る1時間前にエアコンで部屋を冷やしておく
- 除湿(ドライ)機能を活用する
- 寝具を接触冷感などの夏用素材に替える
- 日中はカーテンを閉めて遮光・遮熱しておく
こうした小さな工夫を積み重ねるだけでも、夜の寝苦しさは大きく改善されます。
今年の夏も猛暑が続いています。暑さを我慢するのではなく、住まいの性能や空調設備を上手に活用しながら、快適で健康的な夏を過ごしていただければと思います。
私たちマエダハウジングでは、「夏は涼しく、冬は暖かい家づくり」を大切にしています。これから新築・注文住宅をご検討される方はもちろん、現在のお住まいで夏の暑さや電気代にお困りの方も、どうぞお気軽にご相談ください。
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