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NO.083
最新の住宅防犯は「考え方」が重要
近年の住宅防犯は、「鍵をかけておけば安心」という時代から大きく変わってきています。
現在の防犯対策で重要とされている考え方は、次の3つです。
・侵入しにくい家にする
・侵入に時間がかかる家にする
・侵入をあきらめさせる家にする
この3つをバランスよく組み合わせることで、防犯性能は大きく向上します。
戸建住宅における侵入口として、最も多いのが「窓」です。
特に1階の掃き出し窓や、道路から見えにくい位置にある勝手口付近の窓は、狙われやすい傾向があります。
侵入者は、
- 壊しやすい
- 人目につきにくい
- 逃げやすい
この3つがそろった場所を選びます。
そのため、防犯対策は「まず窓から考える」ことが非常に重要です。
2枚のガラスの間に特殊な中間膜を挟んだガラスで、割れても簡単には貫通しません。
侵入に時間がかかるため、多くの侵入犯が途中であきらめると言われています。
新築時には、特におすすめしたい防犯仕様です。
既存の窓にも施工できる点が大きなメリットです。
ガラス破りに時間がかかるようになり、「この家は面倒だ」と思わせる効果が期待できます。
クレセント錠に加えて上下に補助錠を取り付けることで、侵入の手間が格段に増します。
比較的手軽に導入できる防犯対策として、多くのご家庭で採用されています。
玄関は「家の顔」であると同時に、防犯面でも非常に重要な場所です。
最近では、スマートロック(電気錠)を採用するご家庭が増えています。
暗証番号やICカード、スマートフォンで解錠できるため、鍵の紛失リスクを減らすことができ、
施錠・解錠の履歴確認や閉め忘れ防止にもつながります。
慌ただしい時期ほど、こうした設備の安心感は大きなものになります。
また、上下2カ所で施錠する「2ロック」や、ピッキングに強いディンプルキーは、
今や防犯の基本仕様と言えるでしょう。
近年の住宅防犯で重要視されているのが、「見せる防犯」という考え方です。
- 防犯カメラ
- カメラ付きインターホン
- センサーライト
これらは実際に録画・監視するだけでなく、
「この家は防犯意識が高い」というメッセージを外部に伝える役割も果たします。
侵入者はリスクを嫌うため、防犯設備が目に見える家は、ターゲットから外されやすくなります。
スマートフォンと連動し、外出先から映像を確認できる防犯カメラは、
長期不在時の安心材料として、非常に心強い存在です。
どれだけ設備を整えても、日々の暮らし方が伴わなければ防犯効果は十分に発揮されません。
ぜひ意識していただきたいポイントです。
- 短時間の外出でも必ず施錠する
- 在宅中や入浴中も戸締まりを意識する
- 郵便物や宅配物を溜めない
- ご近所との挨拶や声掛けを大切にする
こうした小さな積み重ねが、住まい全体の防犯力を高めてくれます。
これから、安心して過ごすためにも、この機会に一度、
ご自宅の防犯対策を見直してみてはいかがでしょうか。
「何から始めればいいかわからない」
「新築時にどこまで防犯対策をすべき?」
「今の家でもできる防犯対策を知りたい」
そんな疑問や不安がありましたら、ぜひお気軽にご相談ください。
防犯は、家族の暮らしと安心を守る、大切な住まいの性能のひとつです。
CASA MAGAZINE
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