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広島でGX志向型住宅を建てた場合に補助金はある?気候風土に合わせたGX志向型住宅のポイントを解説!
広島県にお住まいの方で、より快適な家を建てないので環境負荷の低減と健康的な暮らしができる、GX志向型住宅のマイホームを建てたいと考えている方は多いのではないでしょうか?
環境に優しいGX志向型住宅は、国が推奨している脱炭素型住宅の導入支援事業の一環として、住宅の新築を支援する補助金が支給される制度が利用可能です。
GX志向型住宅は日本の気候風土に合わせた環境に優しい住宅で、住みやすさに定評があることから近年注目を集めています。
今回の記事では、広島でGX志向型住宅を建てる際の補助金や、気候風土に合わせたGX志向型住宅のポイントを解説します。
これから広島でGX志向型住宅を建てることを検討している方は、ぜひ参考にしてください。
GX志向型住宅に興味はあるけれど、どんな住宅で何のメリットがあるのかわからないと悩まれている方は多いのではないでしょうか?
GX志向型住宅の条件には断熱性性能と一次エネルギー消費量削減率に一定の基準があり、これらの条件を満たさなければGX志向型住宅の標準を満たしません。
事前にGX志向型住宅に関する条件を理解しておけば、ハウスメーカーとの交渉もスムーズに進行します。
ここからは、GX志向型住宅の条件を満たす基準を解説しましょう。

GX志向型住宅とは、環境省が推進しているグリーントランスフォーメーション(GX)の考えに基づいて建てられた住宅です。環境に優しくてかつ家計にも優しい設計であることから、近年注目を集めています。
高い断熱性を持った素材を使用し、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる快適な室内環境を保てる家です。また高い効率性を誇るエアコンや給油機が使用可能で、エネルギー消費量の大幅削減ができます。
GX志向型住宅は屋根の上に太陽光発電システムが設置可能で、自宅でエネルギーを作ることで月々の光熱費を大きく削減可能です。
このようにGX志向型住宅は、光熱費を削減して地球環境を守れるだけでなく、1年を通じて健康で快適な生活が保証された最高の家です。
GX志向型住宅は、断熱等性能等級や一次エネルギー消費削減率の数値によって指標が決まっています。断熱性能等級の数字は1〜7の7段階で定められていますが、基準値の数字は居住地域によって異なりますので、住宅を建てる前に必ず理解しておきましょう。
他にも、一次エネルギー消費量削減率が以下の基準を満たす必要があります。
- 一次エネルギー消費量削減率35%以上(再生可能エネルギーを除く)
- 一次エネルギー消費量削減率100%以上(再生可能エネルギーを含む)
ここからは、広島でGX志向型住宅を建てる上で必要なこれらの基準を詳しく解説します。
断熱等性能等級6以上
断熱等性能等級とは家の断熱性能を示す1〜7の数値です。この等級が高ければ高いほど夏は涼しく冬は暖かい家になり、1年中快適に過ごせます。
広島でGX志向型住宅を建設する場合は、上から2番目に高い数値6以上の等級が必要です。等級6は冬の室温が15度を下回らない断熱性を持つ家で、先進的な省エネ住宅に使用されます。
これらの住宅では、建設時に高性能の断熱素材が使用されます。そのため冷暖房によるエネルギー消費を抑えられ、1年中エアコンを使い過ぎることなく快適に居住できます。
一次エネルギー消費量削減率35%以上(再生可能エネルギーを除く)
GX志向型住宅の基準を満たすためには、住宅の冷暖房や換気に照明など、自宅で使用するエネルギーである一次エネルギー消費量削減率が35%以上必要です。
これは住宅の省エネ性能を向上させるための基準の1つですが、削減率の中には太陽光などの再生可能エネルギーは含まれていません。
削減率は、外皮性能や自宅の設備を元に計算します。
一次エネルギー消費量削減率100%以上(再生可能エネルギーを含む)
GX志向型住宅は、再生可能エネルギーを含んだ一次エネルギー消費量削減率100%以上でも基準を満たします。
これは自宅で使用するエネルギーを、省エネと総エネによってエネルギー消費量をゼロにできるという意味です。
この場合、自宅で使用するエネルギーを自給自足する形となるので、使わなかった余剰エネルギーは電化システムに供給できるメリットがあります。

広島でGX志向型の住宅を建てようと思ったら、国が推進している補助金制度を有効に活用して家造りに役立ててみましょう。
もしGX志向型住宅を新築で建設したいと思ったら、子育てグリーン住宅支援事業という制度を利用することで、最大160万円の補助金を国から受け取れます。
子育てグリーン住宅支援事業とは、「高い省エネ性能を有する新築住宅の建築」や「住宅の省エネリフォーム」に対して、環境省が2050年にカーボンニュートラルを実現させるために推進している補助金制度のことです。
補助金はグリーン住宅支援事業者のハウジングメーカーと契約してGX志向型住宅を新築すれば、世代を問わず支給できます。なお補助金を受け取るための手続きは建築事業者が行うのが決まりで、建築主が自ら申請することはできません。
なお補助金を受け取るためには、以下の基準を満たす必要があります。
- 地上階の柱・壁工事をすでに開始していること
- 床面積が50㎡以上240㎡であること
他にも、建設を依頼した会社が交付申請までに事業者登録していることも条件に含まれています。
子育てグリーン住宅支援事業を利用して初期費用を抑えようと思ったら、利用条件は必ず確かめておきましょう。
広島市でGX志向型住宅を建てるには、断熱性能等級の数値が6以上を満たさなければなりません。
断熱性能等級とは住宅の断熱性を示す指標のことで、等級6以上の住宅は外の気温の影響を受けにくい断熱性能を持っています。そのため、一年を通じて快適な室内環境で過ごすことが可能です。
断熱性能等級が基準値を保っているか確かめたい場合、「UA値(外皮平均熱貫流率)」を見て確かめましょう。
UA値とは住宅で使用する断熱製材の性能を示す基準値のことで、UA値が小さいほど熱が逃げにくくなり冷暖房効率が良くなります。
広島市においては、6以上の断熱性能等級とUA値が「0.46」以下にならなければなりません。
これらの基準を満たすことで外気の影響を抑えられて、1年中快適に過ごせて冷暖房費用の削減が可能です。

これから広島でGX志向型住宅を建てたいと思ったら、広島の気候風土に合わせた住宅を建てることが求められます。
広島は瀬戸内海に面している土地であり、四季がはっきりとしているため住みやすい気候の土地ですが、GX志向型住宅を建てる上で以下の2つのポイントを押さえておく必要があります。
- 台風や大雨への対応
- 断熱性能を高める
ここからは上記2つのポイントを詳しく解説していきますので、広島でGX志向型住宅を建てたいと考えている方はぜひ参考にしてください。
広島市でGX志向型住宅を建てたいと思ったら、台風や大雨への対応が必要です。
広島市は瀬戸内海に面していて、1年中温暖な気候に恵まれています。しかし年間を通じて雨の多い地域でもあり、特に夏場は台風を始め降水量が多いのが特徴です。
規模の大きい台風が直撃することもあるので、できる限り耐久性が高くて湿気対策がしっかりした素材を使用して家を建てる必要があります。
また広島市は、夏場を中心に暑さが厳しく湿気の強い蒸し暑い気候が特徴です。高断熱性能の住宅は外の暑さと湿気を遮断する効果があり、冷房が効きやすいことから猛暑の気候でも快適に過ごせます。
これによって快適に過ごせるだけでなく、エアコンに必要なエネルギーを削減できるので、電気代の節約にも効果的です。
GX志向型住宅で断熱性能を高めたいと思ったら、等級の基準を満たすだけでなく、窓や断熱材の性能を良くする必要があります。断熱性能を示す等級は1〜7までですが、等級6以上でなければGX志向型住宅としてみなされません。
断熱性能を指標として確かめるなら、「UA値(外側平均熱貫流率)」をチェックしましょう。UA値とは家に使用している素材の断熱性能を表す指標のことで、数値が低ければ低いほど高い断熱性能を持っています。
広島では6以上の断熱性能等級だけでなく、UA値が「0.46」を満たさなければなりません。もし広島でGX志向型住宅の建築を考えている方は、必ずこの数値を頭に入れておきましょう。
マエダハウジングのGX志向型住宅は、断熱等性能等級6以上と「0.46」のUA値を満たした住宅の施工実績が豊富で、SDG’sにも積極的に取り組んでいます。
マエダハウジングは広島を拠点とした建築会社のため、長年のノウハウを元に広島の気候に合わせた最適な住宅を提案いたします。
GX志向型住宅に興味のある方は、ぜひお気軽にご相談ください。
GX志向型住宅は、季節を問わず快適な暮らしができる住宅として近年注目を集めています。しかし興味はあっても、GX志向型住宅を建てることでどんなメリットがあるのかと悩んでいる方は多いのではないでしょうか。
一般的に、GX志向型住宅を建てる上でのメリットは以下の3つです。
- 光熱費を削減できる
- 環境負荷の低減と健康的な暮らしを両立できる
- 資産価値の維持・向上に繋がる
ここからは、これらのメリットに関して詳しく解説します。

GX志向型住宅は、高い断熱性能とエネルギー効率を備えている住宅です。これにより月々の光熱費を削減できるので、長期的な経済的メリットが期待できます。
もし電力購入費用の削減にこだわりたいと思ったら、太陽光発電システムや高効率な給湯機や空調システムを導入してみましょう。これらのシステムを導入すれば、自家消費によって再生可能エネルギーの利用が促進されて光熱費の削減が可能です。
近年燃料費の高騰などによって、光熱費の価格は以前と比べても高騰の傾向にあります。GX志向型住宅は大幅に光熱費を削減できるので、少しでも経済的なメリットを求めるならおすすめの住宅です。
GX志向型住宅は、環境負荷の低減と健康的な暮らしを両立できるメリットがあります。高い断熱性能があることで冷暖房の効率が上昇し、室温が保たれることからCO₂の削減も可能です。
またGX志向型住宅は適切な換気システムが導入可能なため、居住者の身体に配慮した健康的な暮らしを両立できるメリットがあります。換気システムを導入することで室内の空気質が改善されるので、アレルギーや呼吸器系の問題を持つ方は症状を抑えられます。
さらに断熱性能の高い家は、室内の寒暖差を抑えることが可能です。これにより、冬場にヒートショックが起こるリスクが軽減できるので、高齢者と同居している家族にはおすすめです。
この他に防音効果もあるので、騒音トラブルを防ぐメリットがあります。このように、GX志向型住宅は快適で健康な生活をおくる上で最高の住宅です。
これまで解説してきたように、GX志向型住宅は環境負荷の軽減と健康的な暮らしが両立できるので、将来的に住宅業界においてニーズが高まっていく傾向にあります。
国も近年、環境政策の強化やカーボンニュートラルの推進を進めていることから、環境性能の高いGX志向型住宅は今後資産価値が向上する可能性が高いです。
エネルギーコストの削減や快適な居住環境によって、将来住宅を売却する際に有利な価格で取引できることから、長期的な視点で資産価値の維持にも繋がります。
国もGX志向型住宅の建設に補助金を提供していることから、初期費用を抑えながら高性能住宅を購入可能です。将来的に中古住宅市場で高い評価を得たいと思ったら、ぜひGX志向型住宅の建築を考えてみましょう。
GX志向型住宅を建てることを決めたら、次に信頼のおける施工メーカーを選ぶ必要があります。信頼できるメーカーを選ぶ上でのポイントは、以下の3つです。
- GX対応の実績は豊富か
- GX関連の補助金や税制優遇に詳しいか
- 高断熱の住宅設計やエネルギーシステムへの対応はあるか
再生可能エネルギーの活用や、省エネ性能の向上がGX志向型住宅に求められる中で、住宅メーカーにも知識や実績、充実した対応が求められています。上記のポイントを参考にして、信頼できるメーカーを選ぶ上での参考にしましょう。
GX志向型住宅の建設を考えている方は、まずGX対応の実績が豊富なハウスメーカーを選びましょう。
GX志向型住宅を建設するには、高断熱・高気密設計や再生可能エネルギー設備の導入が必要なので、GX志向型住宅の専門知識を持つ人がハウスメーカーに在籍するかどうかを確認しましょう。
近年再生可能エネルギーの活用ができる住宅が人気のため、どのハウスメーカーもGX対応型を中心に、環境に配慮した住まい提供に力を入れています。住宅の建設は生活を左右する大きな買い物となりますので、信頼できるハウスメーカーを選ぶことは大切です。
GX志向型住宅の実績を判断するには、メーカーの公式サイトにアクセスして、「断熱等性能等級」や「再生エネルギー導入率」など、数値や過去の導入事例をチェックしましょう。
この他にも、ハウスメーカーのスタッフとの相性も家を建てる上で大事な要素です。展示場を訪れたらハウスメーカーのスタッフと話し合って、相性が合うかどうかをじっくり確かめましょう。
GX志向型住宅を建設する際は、GX関連の補助金や税制優遇を活用すれば初期投資を抑えられます。ハウスメーカーを選ぶ際は、スタッフがこれらの制度に精通しているかどうかを必ずチェックしましょう。
GX志向型住宅は、経済産業省と国土交通省、環境省が推奨している「子育てグリーン住宅支援事業」の補助金の利用が可能で、最大160万円まで支給されます。補助金を使ってGX志向型住宅の建設を考えている方は、補助金手続きの実績が豊富なメーカーを選びましょう。
他にも、所得税(住宅ローン減税・投資型減税)や登録免許税など、税制面において優遇を受けられます。税制に関しては審査や申請に時間を要する場合がありますので、申請の手順や必要書類を詳しく解説してくれるメーカーを選びましょう。
GX志向型住宅を建設できるメーカーを選ぶ際は、高断熱の住宅設計が可能であるかどうかを確認しましょう。他にも、太陽光発電や蓄電池、地中熱利用などエネルギーシステムへの対応ができるかもメーカーに相談する必要があります。
広島でGX志向型住宅を検討する際、高断熱の設計に対応しているかどうかは重要なポイントです。高断熱の素材を使用すれば冷暖房の効率が向上するため、CO₂排出を削減できます。
またGX志向型住宅を施工しているハウスメーカーは、太陽光電池や蓄電池、HEMSなどのエネルギーシステムの設置にも対応しています。再生可能エネルギーを有効に使える家を建てたいなら、これらのエネルギーシステムに対応しているかを確認しましょう。

今回の記事では、広島でGX志向型住宅を建てた場合の補助金と、気候風土に合わせたGX志向型住宅のポイントについて解説してきました。
GX志向型住宅は、環境に優しい高い断熱性を持った素材を使用し、夏は涼しく冬は暖かく過ごせる快適な室内環境を保てる家として近年注目を集めています。1年中快適に過ごせるのでエネルギー消費が少ないため、経済的メリットも大きい家です。
もし広島でGX志向型住宅を施工したいと思ったら、マエダハウジングを利用するのがおすすめです。
広島県に拠点を置くマエダハウジングは、広島で30年近くに渡って数々の住宅を施工してきた実績を持つ、地域密着型の建築会社です。GX志向型住宅の施工実績も豊富にあり、広島の気候に合わせた素材を使用して最適な家を提供いたします。
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